茨城県警鉾田署と県警薬物銃器対策課の合同捜査班は21日、大麻取締法違反(栽培)の疑いで、タイ国籍で茨城県鉾田市、農業技能実習生、男(28)=同法違反(共同所持)容疑で逮捕、起訴=を逮捕した。
逮捕容疑は6月から8月18日まで、実習先の農家が所有する同所の畑で、大麻草1株と大麻草とみられる31株を栽培した疑い。
同署によると、逮捕容疑を認めている。
栽培されていた大麻=鉾田市徳宿(県警提供)
押収した大麻=鉾田署(県警提供)
県警は8月18日、同容疑者と同国籍の技能実習生、男(22)の2人が同居する住居と実習先の農家の畑を家宅捜索。乾燥大麻約0・2グラムと、乾燥大麻とみられる植物片約51・9グラムを発見、押収し、2人を同法違反(共同所持)容疑で現行犯逮捕していた。大麻草もこの際に押収した。
