人口減少が進む中、海外の若い人材を受け入れようと高知県とベトナムのラムドン省が13日、人材交流についての覚書を締結しました。
人口減少や担い手不足が課題となる中、県は外国人材の確保に力を入れています。このほど、ベトナムのラムドン省人民委員会の委員長らが高知を訪れ、県と人材の送り出しと受け入れに関する覚書を締結しました。
県内で働く外国人は、2022年10月末の時点で3783人。このうちベトナムは1482人と最も多くなっていますが、ラムドン省から来ている人は少ないということで、覚書の締結により交流がさらに深まることが期待されています。
(濵田省司 知事)
「ベトナムの勤勉な人材に技能実習で高知に来ていただいて、しっかり産業の支えをお手伝いいただくということ。そして自らも新しい技術を身につけていただいてベトナムの将来的な発展に役立てていただけたら」
県は8月22日からラムドン省を訪問し、日本語の教育施設を作るための候補となる学校の見学などを行う予定だということです。